初心者向け!コンプレッサーの設定が少しだけ判る方法(5)〜リリース

前回までで「スレッショルド (Threshold)」「レシオ (Ratio)」「アタック (Attack)」の設定を説明しました。

今回は残りの一つ「リリース (Release)」です。

コンプレッサーのリリースは、設定がとても難しいと思います。

私自身、今だに「これでいいのかな〜」と迷いながら設定します。

何度もやってみましょう。

リリース – コンプレッサーをかけ続ける時間を設定する

前回の記事の中で、音の「アタック」と「リリース」を説明しました。

音のリリースというのは「ーーーーーン」の部分ですね。

コンプレッサーのリリースもこの部分をコントロールするパラメーターです。

では実際の設定を見てみます。

まずですね、リリースを0にした時のことを考えてみます。

リリースを0にすると、スレッショルドで設定した音量よりも高い音量部分にだけコンプレッサーが掛かります。

リリースが0の時

リリースが0の時

これは難しくないと思います。

今度はリリースを上げた時のことを考えてみます。

するとどうなるかというと、スレッショルドで設定した音量よりも低くなった後も少しだけコンプレッサーが掛かった状態になります。

リリースを上げると少し長くかかる

リリースを上げると少し長くかかる

ちょっと長めにコンプレッサーを掛ける、という言い方も出来るでしょうか。

リリース設定の注意点

なぜこのリリースというパラメーターがあるのでしょうか。

それは、スレッショルドの設定のみに反応してコンプレッサーがかかる(つまりリリースが0の状態だとする)と、音が前後に揺れたような状態になることがあるからです。

これを「ポンピング」と言ったりします。

ミキサーのフェーダーで音量を素早く上下に動かした時の音というとイメージしやすいかと思います。

逆にリリースを長くするとどうなるかというと、コンプレッサーがずっと掛かった状態、つまり単純に音量が下がった状態になることがあります。

この辺りはイメージするのが難しいかもしれません。

一番重要なことは、不自然にならないことだと思います。

なので、リリース0の状態から少しずつ上げていって不自然にならないくらいまで上げます。

音量がずっと下がったような状態になったら失敗です。

もう少しリリース設定を下げましょう。

経験上では、ツマミを8時から10時くらいの方向にセットすることが多いと思います。

さいごに

いかがだったでしょうか?

正直なところコンプレッサーの設定は音源によってかなり異なります。

なので、「普通は」というのがとても言いづらいですし、「こういう時はこうしろ」というのはパターンがありすぎて書ききれません。

もしかしたら専門のプロフェッショナルなエンジニアさんがこの内容を見たら「なんじゃそりゃ」って思うかもしれません。

が、そこはDTM初心者の方向けということで、お許しください。

一番大事なのは、失敗してもいいからガンガン使ってみることです。

判らなくても良いから使い続けてみましょう。

ちょっとずつ判るようになると思います。

DTM MATRIXを応援してください!!

twitter/Facebookアカウントでコメントして頂けます