コード進行がとてもシンプルな楽曲を簡単に分析

久々に音楽理論的な話を。

私のお気に入りを紹介したいという意味もありますが(笑)、取り扱うのはMaroon5のSugarという楽曲です。

この楽曲、とにかくコード進行がシンプルなんです。

とりあえず以下に公式動画を貼っておきます。

この楽曲のアレンジ分析を簡単にしてみたいと思います。

まずはドラム

リズム隊はとても簡単ですので、まずはそこから。

とりあえずドラムですが、基本的には同じパターンのループです。

ドラムのパターン

ドラムのパターン

1~3小節目は全く同じ。4小節目は1~3小節目のパターンにバスドラムを1つ加えただけです。

曲の構成の繋ぎ目など要所ではクラッシュシンバルを叩いていたり、とても簡単なフィルインが入ったりします。

が、ほとんど同じパターンを繰り返しているだけです。

ただ、注目すべき点があります。

「注目すべき点がある」というよりは「こう感じる」という話ですが、全体的に各小節の4拍目を強調しているように感じます。

これですね、おそらくですが2拍目裏のバスドラムから4拍目のバスドラムまでは音が入っていません。

この空白部分があることによって、4拍目のスネアが強く感じる気がします。

空白部分

空白部分

休符をうまく使っている例ですね。

ベースもシンプル

ベースもとてもシンプルです。

基本的には各小節のルート音をバスドラムと合わせるように弾いているだけです。

ベースのパターン

ベースのパターン

特に何も言うことはありません。

コードも1曲を通してほぼ繰り返し

厳密には少し違うようですが、基本的にコードの繰り返しということができます。

そのコードは「Gb – Bbm – Ebm – Db」です。

「IV – VIm – IIm – I」ですね。

キーをCメジャーとして考えると「F – Am – Dm – C」です。

ちなみに、私は以下画像のように打ち込みました。

コードのパターン

コードのパターン

7thを使ってる部分もあるっぽいので実際はもう少し高度な話かもしれません。

が、基本はそのコード進行だけです。

全体的には

各パートを簡単に分析すると、こんな感じで終わりです。

すごく単純ですね。

でも注目すべきポイントがいくつかあります。

最も重要なのは、ドラムの項で書いた4拍目だと思います。

それを踏まえて聞いてみると、Aメロでのボーカルは必ず4拍目を休符にしていたり、Bメロではその部分で「your」「you’re」が使われていたり。

サビのメロディーも4拍目にリズムの力点を置いているようにも聴こえます。

あと、後半に2回あるシャウトもどちらも4拍目ですし、曲の最後も4拍目のスネアで終わっています。

まとめ

いかがでしょうか?

コード進行やリズムを見るととてもシンプルなくり返しですが、曲の展開をうまく作っていると思いますし、シンプルであることを上手く利用しているかなと思います。

そういった曲はたくさんあると思います。

探してみると面白いですし勉強にもなりますよ。

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