エフェクトのセンドとインサートの使い分け(1)

本日は午後にDTMレッスンがありました。

音域とかボイシングとかベースとピアノの関係性とか、あまりコードを気にしないジャンルの音楽なのに、コードの話が多かったように思います。

使う頻度があまり多くない知識でも、知っておくと意外なところで役立つのかもしれませんね。

私はクラシック系にはあまり強くないので、今度勉強してみようと思います。まずはバッハ辺りから・・・(たぶん超基本。)

それはさておき

DAWソフトでエフェクトを使う際に、センド(Send)とインサート(Insert)の使い分けって最初は結構難しいですよね。

実際に使っていくと徐々に見えてきますが、やはり最初はどうしていいか判らなくて不安ですよね。

私は「本当にこれが最適なんだろうか??」と少し不安になる時がたまにあります。

と言っていても前には進めないので、こう使うべきというようなセオリー的な話から、私の経験からこう使ってもいいのかもしれないという話を書いてみたいと思います。

ある意味自分のためのまとめなので、参考までに。

音を変えるエフェクト

まずセンドとインサートの直接的な話の前に、それに関係するエフェクト分類の話です。

エフェクトの分類の一つに、「音を変えるエフェクト」と「別な音を加えるエフェクト」の2種類に分ける方法があります。

具体的には、音を変えるエフェクトの代表はディストーションでしょうか。

基本的にディストーションは、波形を縦に過大に増幅させ(つまり音量をわざと上げ過ぎ)ます。ざっくりいうと音割れさせます。この時、元々の音は残っていません。

別な音を加えたわけではなく元の音が変わった、ということになります。

ディストーションなどの歪み系の他には、EQ、コンプレッサー、フィルターやワウなどもこのように元の音を変えちゃいます。

別な音を加えるエフェクト

では「別な音を加えるエフェクト」というのは何でしょうか?

これは、例えばディレイです。

ディレイは元の音はそのままで、遅れた音が繰り返されます。つまり遅れた音を加えるということになります。

リバーブもそうですね。元の音はそのまま、残響音を加えるということです。

原理を知らないと理解しづらいかもしれませんが、コーラス、フランジャーもそうです。ディレイ音をちょこちょこっと加工して元の音に加えることであのうねりが出ます。

その他、フェイザーやエキサイター、エンハンサーなどもこちらの分類になります。

基本的な使い分け

上記の分類を頭に入れるとセンドとインサートも理解がしやすいと思います。

基本的に「音を変えるエフェクト」はインサートで、「別な音を加えるエフェクト」はセンドで使います。

インサートというのはエフェクトをトラックに直接的に挿入してしまうことです。つまり音の経路に直接入れちゃいます。元の音が全てエフェクトに入ってしまって、音が完全に変わるということになります。

インサートしたエフェクトの概念図

センドは、トラックから分岐させて別なトラック(こういうのをバスとはAUXと言います)に送る、ということになります。トラックから分岐させるだけなので、元の音はそのまま出力され、センドで分岐させた音だけにエフェクトが掛かります。で、元の音と混ざります。

エフェクトをセンドした場合の概念図

つづきます

というわけで、今回はセンドとインサートの概念的な話だけになってしまいました。

上記のエフェクト分類とセンド/インサートの使い分けは、基本的にリンクしていますね。

ただ、ある要素が加わるとこの話が更に難しくなります。

それはエフェクトの「ミックス」というパラメーターです。ものによっては「ドライ」「ウェット」となっている場合もありますが、ほぼ同じものです。

その辺も含め、次回につづきます。

お楽しみに!

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