エレキギターに対してミックス時によくやる音の処理

ここ数日かなりギター(エレキ)漬けでした。2週間前の2倍は上手くなった気がします(笑)

私自身エレキギターで音楽を始めたので、やはりギターの音質にはこだわってしまいます。

今の生徒さんで、エレキギターを弾くという方がいないのが不思議ですが、それでもギター音色を使いたい、という方は多いです。やはり音楽、特にポピュラー系の楽曲なら不可欠な楽器ですよね。

というわけで、エレキギターに対してよくやる音の処理をいくつか書こうかと思います。(歪みギター向けかもしれません。)

低音域をバッサリカット

ライブなどだと、低音域をガンガン響かせて弾いたほうがカッコいいと思います。ハードな歪みを使う場合だと特にそうです。

が、音源の中でアンサンブルとして聴くと、ベースやバスドラムなどの低音と重なってしまって、綺麗に聴こえなかったり、音量(音圧)が充分に上がらなかったりします。

というわけで、フィルターなどを使って80Hz以下をバッサリとカットしちゃいます。

ギターインストやドラム、ベースが入っていない楽曲などだとまた考え方は異なりますが、それ以外の場合には恐らくほとんどの場合でやることだと思います。

ついでに、250kHz付近はギターがモコモコしやすい音域なので、EQで-2~4dbくらいカットすると良い結果になることが多いです。

コンプレッサーを弱めに掛ける

ギターにディストーションなどの歪みを掛けている場合には、それ自体がコンプレッサーと同じような効果になります。なので、強く掛けるのはあまり意味がありません。

が、歪み具合やギターのトーンコントロールなどにより、やはり音量差が出てくることもあります。

というわけで、私の場合は弱めにコンプレッサーを掛けたりします。レシオで言うと、最大でも1:2くらいです。

これによって、ミックスがしやすくなります。

あと、クリーンのカッティングやアルペジオなどだともっと強く掛けます。

ディレイで複雑なフレーズに

いわゆる付点八分ディレイのことです。

八分音符刻みのアルペジオやフレーズなどに掛けると、フレーズが複雑になります。

この時、基本的にはフィードバックは0にしましょう。ただ、少し上げても面白いこともあります。

MIX(またはDry/Wetなど)は、ディレイ音が少し小さくなる程度にしましょう。私の場合は、その時によって少し開きがありますが、大体50~80くらいにします。

とここまで書いて気付きましたが、これはミックス時ではなく、ギターアレンジの際に考える話ですね。

あと、最近はギターに対してはあまり使わないかも・・・シンセとかにも使ってみましょう。

ディレイでステレオ化

これもディレイです。ステレオ仕様が必須です。特にバッキング向け。

左はドライ音を出します。右は20ms程度に設定してウェット音だけを出します。

これだけで左右に広がって聴こえます。

それによって迫力が出ますし、中央に音が無くなり左右に分散することで中央の音が目立ちやすくなる、という効果もあります。

過去に音を左右に広げる方法という記事も書きましたが、そちらも参考にしてみてください。

同じフレーズを2回弾いて左右から出す

レコーディング後の音の処理ということではないですが・・・

全く同じフレーズを2回レコーディングします。歪み具合や種類などを少し変えてもいいかもしれません。

その2回それぞれのパン(定位)を、片方は左100%、もう片方は右100%にします。

すると、左右に広がって聴こえ、迫力が出ます。

上記の「ディレイでステレオ化」に近い方法ですが、こちらの方が広がり感が強くなるので好きです。

さいごに

いかがだったでしょうか?

結構ありきたりな話になってしまったかもしれませんね。

ギタリストは細かい歪みを聴き分けて、すごくこだわって音作りをしますよね。私もやはり結構こだわっちゃいます。まだまだ修行中ですが。

こういった処理は場合によって異なりますし、多くの方法があるので、少しずつ経験を積んでいくしかないです。

が、ちょっとしたことでもクオリティが上がったりするので、DTM初心者の方は恐れずいろいろと試してみてくださいね!

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