一番簡単なコーラスパートの作り方

歌もの楽曲の全体的な構成をざっくり言うと、ドラム&ベースのリズムがあって、ピアノ、シンセやギターでコードを鳴らして、その上にメロディーが乗っかるという形式になることが多いと思います。

ピアノ&ボーカルのデュオやギター弾き語りの場合は、ピアノまたはギターがリズムとコードの両方(あるいはベースも)を一つで担当しますね。

で、メロディーを強調したい時や響きを豊かにしたいなんていう時に有効なのが、コーラスパートを作ることですね。

というわけで、今回は超簡単にコーラスパートを作る方法をちょっと書いてみたいと思います。

一番簡単なのはユニゾン

ユニゾンというのは、DTMの経験がある方なら恐らく聞いたことがありますよね。

メロディーに対して、全く同じ音階で音を重ねることです。コーラスパートとしては、これが最も簡単ですし、結構有効です。

DAWソフト的には、メロディーとは別にもう一つトラックを作って、全く同じメロディーで歌ったのをレコーディングするだけです。歌+歌のユニゾンだけではなく、歌+楽器というのもよくやります。

あと、1オクターブ上げるか下げるかの、オクターブユニゾンというのもよく使います。これも簡単で有効な方法です。

5度も使いやすい

とは言え、ユニゾンだけでは物足りないと思います。

そんな時に、最も簡単にハモらせる方法としては、5度を使うことだと思います。

DAWソフトのピアノロール的に言うと、メロディーを全部選択状態にして、7段(半音7つ分)上に移動するだけです。または5段下にするという手もあります。

5度音程のコーラスパート(緑がメロディー、グレーがコーラス)

5度音程のコーラスパート(緑がメロディー、グレーがコーラス)

ここで注意は、その音の中で一つだけ変更すべき時があることです。

それは、例えば調がCメジャーの時、メロディーの中に『シ』の音があると、7段移動した時の音は『ファ#』になりますが、ここで不協和音感が出てしまうことが多いです。

『シ』(緑)に対する『ファ#』(グレー)は、Cメジャーの時は不協和音になることが多い

『シ』(緑)に対する『ファ#』(グレー)は、Cメジャーの時は不協和音になることが多い

なので、この『ファ#』を半音下げて『ファ』にします。これで解決することが多いです。(直さなくても不協和音感が出ていないという時は必要ありません。)

デモの時点で、チャチャっとハモリの雰囲気を出したい時には、とりあえずこの5度コーラスを使うことも多いです。本番テイクでは、メロディーの聴こえ方が一番良くなるように、改めてハモリの音階を調整します。

まとめ

参考にして頂けたでしょうか?

ユニゾンについては、メロディーが女声だとしたらコーラスは男声にしてみるとか、コーラスにディストーションを掛けて音を変えちゃうとか、いろいろと考えられますね。

5度コーラスは、前述した不協和音感だけに注意すれば、あとはすごく簡単だと思います。レコーディングしたメロディーがあったとしたら、あとはピッチ補正ソフト(AutoTuneとかSonarのV-Vocalとか)を使えばコーラスパートも簡単に出来ちゃいますね。

あと、上記は音階についての話ですが、コーラスパートにディレイなどを使って左右に広げることで、メロディーは中央から、コーラスパートは包み込むように、というミックス的なこともよく使う方法です。

というわけで、コーラスパートは楽曲をとても豊かにしてくれるので、DTM初心者の方もぜひ挑戦してみてくださいね。

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