無償でダウンロード出来る、加算方式のVSTシンセサイザー

最近、「無償ダウンロード出来る」シリーズばかりですみません。

他の仕事に追われていたり、曲の制作に時間がかかってたり、このサイト自体でもちょっと企画を考えていたりで、なかなか時間が取れていません。(ただの言い訳ですが。)

ここが更に面白いサイトになるように、現在いろいろと考察中ですので、期待して待っていてくださいね!(いつまでとは言えません。8年後かも・・・。)

というわけで、本題。

ToneBytes.comという海外サイトにて、Windows用のVSTプラグインシンセサイザー「Harmonaut」が無償でダウンロードできます。

ToneBytes.com「Harmonaut」ダウンロードページ

32のハーモニクス、つまり倍音を持つ加算方式のシンセサイザーです。各ハーモニクスそれぞれに個別のADSRを持っているようです。(英語からするとそういう意味だと思います。)

波形はサイン波、ノコギリ波、三角波、矩形波を持っています。あと、DAWのテンポに同期できるLFOも搭載。

加算方式であること以外は、よくあるアナログモデリングシンセサイザーの基本的な要素を持っているシンセサイザーと言えますね。

ここで、「加算方式」というのはご存知でしょうか?

この方式を持つシンセサイザーは少ない(気がする)ので、目にしたことが無い方も結構いらっしゃるかもしれませんね。

というわけで、ほんの少しだけ解説を。

加算方式とは

VSTシンセサイザーの多くは減算方式やPCM方式などだと思います。

PCM方式は別な言い方をすると、若干語弊はありますが、サンプリングシンセサイザーとも言えますね。実際の音を録音したものを基に、シンセサイザーの音を作っていくものと思えば良いと思います。

また、先述したアナログモデリングシンセサイザーというのはほとんどが減算方式ですね。ノコギリ波や矩形波など、多くの倍音を含んだ音をいくつか混ぜあわせ、フィルターで高音域をカット、つまり減算していくことで音を作っていきます。有名なVSTプラグインでいうと、Synth1がこれに当たりますね。他にも多数あります。

で、加算方式ですが、サイン波など(というか基本的にはこれだけ)の倍音をほとんど含まない波形を多数混ぜあわせ音を作っていく方式です。

ある周波数の音を基準に、2倍の周波数、3倍の周波数、4倍、5倍・・・と混ぜて音を作ります。場合によって、1.5倍とか半分とか4分の1とか、比較的切りの良い数字のところを混ぜたりもします。

ちなみに、オルガンを弾く方だと既にお判りかとおもいますが、基本的にオルガンと同じです。

最終的な音を予想しやすく、音をイメージ通りに作りやすいというメリットはありますが、設定にすごく時間がかかるので、そのイメージ自体を忘れてしまったりするというデメリットもあります。

さいごに

加算方式について、少しだけでもイメージが出来たでしょうか? Wikipediaでは、もっと詳しく、学術的な説明が見れます。

Wikipedia「アディティブ・シンセシス」ページ

ただ、ここで紹介しましたVSTシンセ「Harmonaut」は、波形に三角波、矩形波、ノコギリ波を持っていたり、どうやらFilterも持っていたりと、オシレーターを32個持っている減算方式のシンセサイザーとも言えるのではないかと思ったりもしています。

というのも、実はまだ私はダウンロードしていないので、このシンセ自体はまだ判っていません。

というわけで、近いうちにダウンロードして使ってみようと思います。

ここで、公式の紹介動画を。

なかなか個性的な良い音が出ますね。実際に私が使ってみて良さげだな~と思ったらちょっと解説とかもしてみますね。

音作りに挑戦してみようという方は、ぜひダウンロードしてみてください!

DTM MATRIXを応援してください!!

twitter/Facebookアカウントでコメントして頂けます