音を左右に広げる方法を5つほど

昨日のこのくらいの時間、道東で強い地震がありましたね。

震源が十勝付近だったにも関わらず、関東くらいまで揺れていたとか。

1週間くらいは震度4程度の余震に警戒が必要らしいので、関係のありそうな方はご注意を。

それはさておき

先日ヘルプカフェで『モノラル音声にステレオ感を付けるには?』という動画を作りましたが、楽曲の制作中に『この音を左右に広げたいな』と思うことがよくあります。(私だけでしょうか?)

本日レッスンでもこの話題と取り上げました。

というわけで、音を左右に広げるためのエフェクトや編集方法をいくつかご紹介。

エフェクト『コーラス』を使う

ある意味、基本ですね。コーラスを使うととても簡単に左右に広げることが出来ます。

もちろんステレオ仕様のものが必要です。(最近はギター用エフェクターでない限りはほとんどステレオ仕様ですが。)

あと音が綺麗な感じになるのも良いですね。

反面、音が揺れてしまうので、それが邪魔になることもあります。その場合は他の方法が必要ですね。

エフェクト『トレモロ』(または『オートパン』)を使う

これはモノラルのトレモロでは無く、ステレオ仕様のものが必要です。つまり『オートパン』。

左右に広げるというよりは、左右に揺らすと言った方が適切かもしれませんが、結構よく使います。

特にエレピの音との相性抜群だと思います。あと、シーケンスフレーズなどメインのメロディをサポートする音にも効果的です。

エフェクト『ディレイ』を使う

これはよくあるディレイの使い方というよりは、左右に広げるための使い方をする必要があります。

左右別々のエフェクトタイムが設定出来るタイプのディレイ、要するにやっぱりステレオ仕様のディレイが必要です。

やり方は、まず左右どちらか片方のチャンネルをドライ音(原音)のみにします。

次にその反対のチャンネルに1ms~20ms程度のディレイを掛けて、ウェット音(エフェクト音)のみにします。

これでOKです。若干右から左に、またはその反対に流れて聴こえる感じになりますが、左右に広がって聴こえます。

2つのトラックを左右に振り切り、片方のタイミングを少しずらす

今度はエフェクトではなく、トラックの編集で左右に広げる方法です。

まず、全く同じモノラル音声を2つのトラックに、同じタイミングで配置します。

その2つのトラックのパン(定位)を片方は左、片方は右に振り切ります。これだけだと、音は元のモノラル音声と同じ(から少し音量が上がっただけ)に聴こえます。

どちらかのトラックのタイミングを1ms~20ms程度ずらします。これでOKです。

この方法は、実は前述したディレイを使う方法と似たようなことをしています。こちらの方がCPUの負荷は少ないかもしれませんね。

2つのトラックを左右に振り切り、片方のピッチを少しずらす

今度は前述した『2つのトラックを左右に振り切り、片方のタイミングを少しずらす』の、タイミングではなくピッチ(音程)を少しずらす方法です。

トラックにモノラル音声を配置して左右に振り切るところまでは同様です。

先ほどの方法ではタイミングをずらしましたが、今度はDAWソフトのピッチ編集機能やエフェクト『ピッチシフター』などを使ってピッチを微妙にずらします。

音声にもよりますが、10centくらいでしょうか。あまりずらし過ぎると気持ち悪い音になってくるので、ほどほどにしましょう。

まとめ

楽曲の制作において、音を重ねていくと、『この音を入れないと全体的にもの足りないけど、入れる隙間が無いんだよな~』っていうのは結構あると思います。

そんな時にこれらの方法を使って左右に広げることで、モノラル音(を左右のどこかに配置した時)と異なる存在感にして解決したりもします。

ぜひ覚えておいて、使ってみてくださいね。

あと、ヘルプカフェでは、今日(2013年2月3日)までの時点では具体的な方法の動画は公開していません。

これは、数個の動画を数日中に少しずつ公開していく予定ですので、それも見てみてくださいね。

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