楽曲制作の学び方 – 完コピのすすめ

少し抽象的な話になりますが。

作曲、アレンジに限らず、シンセでの音作りだったり、もっと基本的なDAWソフトウェアの使い方だったりなどをどうやって学んだら良いか判らない、という初心者の方が多いように思います。

スクールなどでレッスンを受けることでいろいろと学ぶことが出来るのは当然ですね。でもその前に試しにやってみて頂きたいことがあります。

それは楽曲の完全コピー、いわゆる完コピですね。出来れば楽譜を使わず耳コピーで、もし難しければ楽譜を用意してでも良いです。完全コピーと言っても、聴いた音源と全く同じものはほとんどの場合出来ません。90%程度を目指して、出来るだけ元の楽曲に近づける、ということで良いと思います。

これをやると楽曲制作について勉強になるうえに、疑問もたくさん出てきます。その疑問をレッスンなどで先生に聞く訳ですね。そうすると『お、こいつはなかなかやるな!?』と思わせる事ができ、先生にも気合いが入って情熱的に教えてくれます(笑)

それはさておき、完コピをする曲の選び方ですが、自分の作りたい楽曲に近いものを選びましょう(まあ当然ですね)。そして最低3曲は完コピをしましょう。3曲くらいやると大抵は自分のオリジナル曲を1曲制作するのに十分な知識が得られます。更にそれ以上やると、どんどんと楽曲制作のボキャブラリーが増えていきます。

この完コピをやっていて注意するのは、機材が足りないだとか、機材が安物だからとか、確かにそう思うことが良くあるんですが、そしてそれも全てが間違っている訳では無いのですが、そう思っても所有している楽器、機材、ソフトウェアだけでなんとかしてみる、ということです。それにより、そのものの使い方がよくわかったり、愛着も出てきて、更にモチベーションも上がります。恐らく。

いろいろな楽曲を聴くのは非常に大事ですが、1000曲聴くより3曲の完全コピーです。更にそれよりも10曲の完コピです。時間はかかるのですが、楽曲制作に必要な全ての事を理解する事が出来る、と言っても過言では無い程に大事な作業ですので、時間を惜しまず完全コピーをやってみて下さいね!!

☆☆ついでに耳コピーについての書籍紹介☆☆
耳コピ上達100の裏ワザ 知ってトクするおもしろアイディア&ヒント集
音楽的にどうこう言う書籍ではありません。耳コピーがし易くなるようなアイデアを提示しています。一度読んでおいて損は無いかもしれません。