iPhoneの高機能なDAWアプリ「Music Studio」

「Music Studio」というiPhoneのDAWアプリをご存知でしょうか?

iPhone用のDAWアプリとしては結構有名(というか一番メジャーかも)なので、ご存知な方が多いかもしれませんね。

辿れる記録(というか公式サイトの情報)からすると、2009年9月に最初のバージョンが発表されました。で、バージョン2になったのが2011年10月くらいのようです。最初のバージョンから3年8ヶ月、バージョン2からは1年半くらい経ってます。

更に、お試し版の「Music Studio Lite」というのもあるので、既に使ってみたことがあるという方も多そうですね。

iPhoneやiPadを使っているけど、知らなかった~という方も中にはいらっしゃるかもしれないので、そんな方のために紹介を書いてみたいと思います。

キーボード画面

まず、最初はキーボード画面。

Music StudioのKeyboard画面

Music StudioのKeyboard画面

鍵盤の幅を変えたり2段表示することも可能です。

Music StudioのKeyboardを2段にした時

Music StudioのKeyboardを2段にした時

右上に再生ボタンとかループボタン、録音ボタンがありますね。これはそのままです。

左上には、メトロノームボタンやキーボードボタン、パッドっぽいボタン、点々ボタンがありますね。パッドボタンは、コード系の音色を選んだ時にはコードを鳴らすことができ、ドラム音色の時にはドラムパッドになります。

点々ボタンは、ピッチベンドホイールの表示切り替え、ピアノのペダル機能、コード専用パッド(ドラム音色でもお構いなしにコード演奏になるパッド)が表示されます。このピッチベンドホイールがユニークで、本体の傾きでピッチベンドをかけます。完全にコントロールするのは結構難しいですが、面白い演奏が出来そうですね。

インストゥルメンツ画面

インストゥルメンツ画面では音色選択ができ、ボリューム、オフセット、アタック、リリースという4つのパラメーターも変えられます。

Music StudioのInstruments画面

Music StudioのInstruments画面

オフセットは音色の再生位置を後ろにずらすものだそうです。公式マニュアルの解説をほぼ直訳すると、「オフセットを10%に設定すると、音色のアタック部分が10%ほど削除されて再生され、とてもおかしなピアノ音色になる」とのこと。実際にやってみると、ピアノ音色のアタックがかなり弱くなりました。

あと、このパラメーターはキーボードを2段表示にした時には上下別に変えられます。なので、上の鍵盤は音量大きめで、下の鍵盤は音量小さめ、アタック弱め、みたいな設定が可能です。(音色は共通になります。)

トラック画面

DAWでの打ち込み作業など編集ではメインの画面になりますね。

Music StudioのTracks画面

Music StudioのTracks画面

トラックのボリューム、パンやミュート、ソロなどのコントロールができます。ちなみにこのアプリにはミキサー画面らしきものはありません。この画面で行うことになります。

右上にある、小さい青色の四角が3×4個ならんだボタンはBar Editorといって、リージョン(公式マニュアルではリージョンとは言ってません。恐らく「Note Area」)の操作をするためのボタンを表示するものです。リージョンの選択や移動、長さの編集、分割、削除などをここで切り替えます。

Music StudioのTracks画面でBar Editorを表示

Music StudioのTracks画面でBar Editorを表示

そのノートを編集するには、各トラックのリージョンをダブルタップします。すると、いわゆるピアノロールが開いて、個別のノートの移動や長さの編集、ノートの入力、分割、削除などが出来ます。

Music Studioのピアノロールエディター

Music Studioのピアノロールエディター

これらを駆使して、ノートを置いて、打ち込みをしていくことになります。

さいごに

高性能DAWアプリ「Music Studio」の3つの画面を紹介いたしました。

この3つが打ち込みのためのメイン画面になりますが、他にEffects画面やProjects画面、Setup画面などもあります。私はまだ使ったことはありませんが、オーディオ録音も可能です。これも駆使すると、かなり自由に楽曲制作が出来ちゃいますね。

その辺については・・・いずれ書くかもしれません。(どうぞ期待なさらずに。)

あと、お試し版の「Music Studio Lite」の場合、基本的な制作は出来ますが、音色が少ないのと、楽曲の保存が出来ません。なので、Music Studioの正式版を買っていないけどパソコンに曲を録音したいという方は、パソコンにラインで接続して録音する必要があります。

パソコンはWindowsをお使いなら、SoundEngine Freeを使ってみてはいかがでしょうか? 以下に解説記事があります。(というか、私が書いたものですけど。)

iPhoneで再生した音をラインで繋いでSoundEngineで録音する方法

というわけで、iPhoneのDAWをお探しで、まだMusic Studioを使ったことが無い方は、とりあえずLite版をダウンロードして使ってみてください。

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