Reason8を試してみました(8) ~ Dr.OctRexでループの音を変える

前回はブラウザーからループを選んでシーケンサーに追加するということをやってみました。

その際にはDr. Oct Rexを使いましたが、今回はそのDr. Oct Rexの細かい使い方を見てみたいと思います。

Dr. Oct Rexを追加してパネルを開く

今回もドラムループを使います。

今回選んだのはFactory Sounds→Dr.Rex Drum Loopsと開いていって、Houseの中にあるHse24_NuYork_125_eLAB.rx2を選んでみました。

それをダブルクリックすると、ラックおよびシーケンサーに追加されます。

Dr. Oct Rexのループを選択

Dr. Oct Rexのループを選択

Dr. Oct Rexには、ループの音質を変えたりするためのパネルが搭載されています。

Dr. Oct Rexの下部を見ると「Dr.OctRex Programmer」という文字が見えますが、これの左端にある三角形をクリックします。

Dr.OctRex Programmerパネルを開く

Dr.OctRex Programmerパネルを開く

なんか左に波形と数字とツマミが表示されていて、右側にはシンセっぽいパラメーターがたくさん見えますね。

音を変えるにはこれらをうまく使う必要があります。

が、すべて覚えるのは大変なので、今回は主要な部分のみ説明します。

「Dr.OctRex Programmer」の左側

まず、波形が表示されている左側を見てみましょう。

波形のすぐ上に鍵盤が表示されていますが、これは全体のトランスポーズをするものです。

ループのトランスポーズ

ループのトランスポーズ

中央のドを0と考え、右の鍵盤をクリックすると音が上がり、左をクリックすると下がります。

ドラムなら、中央のドのすぐ右にあるレかミあたりにすると、いい具合に音が上がって硬い感じになります。

逆に、左にあるシかラくらいだと、音が低くなって重い感じが出ます。

次に、波形部分をクリックすると、波形の細かい部分、これをスライスと呼びますが、そのスライス個別に選択できます。

スライズを個別選択

スライズを個別選択

そして、波形のすぐ下にあるツマミを使うと、選択したスライスだけ音が変えられます。

例えば、PITCHというツマミを右に回すと、選択した部分だけ音のピッチ(音程)が上がります。

スライスのピッチ(音程)上げ下げ

スライスのピッチ(音程)上げ下げ

PANは音の定位(左右の位置)、LEVELは音量をコントロールします。

また、DECAYは音の長さをコントロールします。

初期状態で最大値になっているので、下げることで短くできる、と考えると良いと思います。

PANとLEVELとDECAY

PANとLEVELとDECAY

REVは選択したスライスだけリバースさせることができ、F.FREQは音の明るさをコントロールできます。

またOUTPUTは、ちょっと難しいのですが、スライスの出力先を変えることができます。

あるスライスにはリバーブを、別なスライスにはディレイを、なんていうトリッキーな音作りができます。

REVとF.FREQとOUTPUT

REVとF.FREQとOUTPUT

ALTについては少し難しいのでまたいずれ。

「Dr.OctRex Programmer」の右側

では右側を説明します。ここは基本的にループ全体をコントロールするものです。

最初はFILTERとAMP ENVELOPEについて覚えると良いと思います。

まずFILTERは音の明るさを調整します。

FREQを下げると音が暗くなり、RESで音にクセをつける(要するに音を変化させる)ことができます。

また、FILTER ENVELOPEはFILTERのかかり具合を時間的に変化させるものです。

が、ちょっと難しいので、まずはAMOUNTを上げつつ、Aを少しだけ上げて音の変化を聴いてみましょう。

Dr. Oct RexのFILTER

Dr. Oct RexのFILTER

AMP ENVELOPEは、音量を時間的に変化させるものです。

いわゆるADSRですね。

これも使いこなすには少し慣れが必要です。

まずは、AとRを試してみましょう。

Aを上げると音がゆっくり大きくなっていきます。

またRを上げると音の余韻部分がゆっくりと小さくなっていきます。

Dr. Oct RexのAMP ENVELOPE

Dr. Oct RexのAMP ENVELOPE

この辺はシンセサイザーの使い方にも通じるものがあるので、シンセサイザーについて調べてみるのも良いと思います。

さらにつづきます

Dr. Oct Rexを使ってループをコントロールする方法をざっと説明してみました。

音質を変化させる方法が中心でしたが、これが使いこなせれば音作りの幅が広がると思います。

次回はまた別な機能を説明します。

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