無償でダウンロード可能なXenobiozのFunxionはオシレーターの波形を自分で設定できます

Xenobiozという海外サイトより、とても個性的なソフトシンセサイザーがダウンロードできます。

Xenobioz「Funxion」ダウンロードページ

まず基本的な仕様から。

対応フォーマットは、WindowsのVSTのみです。

シンセサイザーとして大別するとすれば、アナログとFMのハイブリッドというところだと思います。

3つのオシレーターがあって、アンプにかけられるADSRも3つあって、フィルターは1つある、というアナログシンセの特徴を持ちつつ、オシレーターのMIXのところではFMでの合成もできます。あと、LFOも3つ搭載しています。

ADSRについては、オシレーターのPITCH、フィルターのCUT(カットオフ周波数)やRES(レゾナンス)、LFOの各要素に対してなど、3つそれぞれ別なパーツにかけることが出来ます。アシッドベース的な、フィルターでミヨンミヨンいわせるベースなどを作ることも出来ますね。

そして、DISTORTIONと2系統のDELAYというエフェクト、及びランダマイズ機能も搭載しています。

特徴的な波形定義機能

タイトルで書いた「波形を自分で設定できる」機能が面白いですね。(ただちょっと難しいかも・・・)

ウインドウ右にある、「Funxion」のロゴ部分に波形が表示されていますが、ここにSin、Cos、Tanなどの数式を入れると、その数式からオシレーターやLFOの波形を定義してくれます。自由な波形設定が可能なので、多彩な音が出せそうですね。

まず「Sin(x)」と入れると↓こんな感じ。

Sin(x)の時の波形

Sin(x)の時の波形

次に「Cos(x)」

Cos(x)の時の波形

Cos(x)の時の波形

最後に「Tan(x)」

Tan(x)の時の波形

Tan(x)の時の波形

実際にはもっと複雑な数式を入れることもできるので、理系の方なら楽しくなるのではないでしょうか。私は理系出身ですが・・・改めて勉強しようと思います(笑)

ランダマイズ機能

こちらもなかなか個性的なことが出来ます。波形定義部の左下にあるRANDOM機能です。

RANDOM機能

RANDOM機能

PITCHやCUT、RESやLFO、PWMなど、様々なパーツをランダマイズします。

これによって、アナログシンセの不安定感を出すことができそうですね。あと、キラキラ音やロボットボイス的な音も作ることが出来ました。

個性的な音が作れそうです。

さいごに

このシンセサイザーには上記の機能の他、256個のプリセットが付属します。

プリセットをざっと聴いてみた感想としては、「ぶっとい音が出るシンセ」という印象ではなく「割と軽めな音が出るシンセ」という印象です。

エレクトロ系のブリブリと太いベース音よりも、楽曲全体を薄く軽く包み込むようなパッド系、さりげなく曲を盛り上げるシーケンス音、さわやかに響かせるリード系が得意なのかなと思いました。

それらを踏まえて、プリセットを使うだけでも楽曲の表現力は広がると思うので、音色のバリエーションとしてDAWソフトにインストールしておくと、使う場面があるかもしれませんね。

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