デモ制作のクオリティを上げるコード打ち込みのアイデア5つ

コードを打ち込む時、初心者の方はどのように打ち込んでいますか?

どう編集したらいいか判らなくて、基本的なコードを打っているだけという方もいらっしゃいますよね。

というわけで、そんな初心者の方向けに、コード打ち込みのアイデアをご紹介したいと思います。

コードの基本形は打ち込めるけどその後が・・・なんていう方向けです。(もしかしてあまりいないかも?)

1)コードの展開とボイシング

1番判りやすく単純にコードを打ち込む時、コードがCなら下から「ド・ミ・ソ」と配置すると思います。

少し変えるとすると、1番上のソを1オクターブ下げて、下から「ソ・ド・ミ」とする方法があります。

これは「コードの転回形」ってやつです。

コードの転回

コードの転回

別な方法で変えるとすれば、「ド・ミ・ソ」の上から2番目であるミの音を1オクターブ下げるということもできます。

ドロップ2とか言われることもありますね。(大抵4和音の時に使われる言葉ですが。)

オープンボイシング

オープンボイシング

これらはコードの配置、いわゆるボイシングってやつです。

2番目の方法の、ミを1オクターブ下げた状態は、コードの配置を見ると1オクターブの範囲を越えてますよね。

これをオープンボイシングと言います。

逆に1オクターブ以内に収まるボイシングのことをクローズボイシングと言います。

これらをうまくつかうことで、コードの聴こえ方にバリエーションを生むことができます。

2)音を重ねる

前項はコードの転回形やボイシングなど音楽理論的な話でしたが、今度は音色的な話です。

1つのトラックでコードを鳴らしてもOKな時もありますが、トラックを音符ごと複製して音色を変え、音を重ねてみましょう。

異なる音色を重ねる(レイヤー)

異なる音色を重ねる(レイヤー)

そうすると、少し違った聴こえ方になります。

これは音のレイヤーとか言われますね。

重ね方を変えることで音に厚みをコントロールすることができます。

3)重ねた音のオクターブを変える

前項と関連していますが、音を重ねたらどちらかのトラックに打ち込んだ音符のオクターブを上下させてみる、ということもやってみましょう。

トラック2は1オクターブ下げる

トラック2は1オクターブ下げる

オクターブを下げると重たい雰囲気になったり、逆に上げると軽い感じになったりします。

あと、音色に合わせたオクターブというのもあると思うので、それも考慮しながらオクターブ移動してみると良いと思います。

4)音を左右に振り分ける

これもトラックを複製して音を重ねた場合の話ですが、どちらかのトラックのパンを左へ、もう片方のトラックを右に振ってみましょう。

左右に振り分ける

左右に振り分ける

左右から違う音が聴こえるようになり、また違った雰囲気を出すことができます。

注意点としては、全く同じ音の配置で全く同じ音色だと、音は中央から聴こえてしまって、左右に振り分けた意味がありません。

違う音の配置、または違う音色にしましょう。

5)音を左右にバラけさせる

やっぱりこれもトラックを複製した場合の話です。

例えば「ド・ミ・ソ」と打った音符を左右に振り分けたとします。

その時、左のトラックは「ド・ソ」、右のトラックは「ミ」だけというように、左右で異なる音を配置してみましょう。

音を少し間引いてバラけさせる

音を少し間引いてバラけさせる

単純にトラック&リージョンを複製するだけだと音が厚くなり過ぎることもあります。

そんな時にこの方法を使ってみると、適度に音が薄くなり、他の音が引き立つようになると思います。

いろいろ組み合わせてみましょう

いかがだったでしょうか?

一番基本のコードの配置ができたら、それをいくつかのアイデアを使って配置を変えることで、ちょっと違った聴かせ方をすることができます。

いろいろと組み合わせて聴いてみると新たな発見があるかもしれません。

あと、この話だけのことではないですが、こういうのをやっているとだんだんどれが一番良いのか判らなくなってしまうことがあります。

その場合、元の音と聴き比べるということも重要です。

なので、トラックにコードを打ち込んだら、そのトラックは最後まで残しておきましょう。

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