DTM初心者の方が気をつけたいミックスの3つの注意点

楽曲を制作する工程において、「ミックスダウン」というのは必要な作業です。「トラックダウン」とか、もう少し短く「ミックス」とも言いますね。

どういう作業かというと、楽曲の中の各パートの音を調整して、アンサンブルとして良く聴こえるようにする作業です。

ただ、なかなか難しいんですよね。

というわけで、DTM初心者の方がミックスダウンをする場合に注意することを書いてみたいと思います。

1)基本はボリュームとパン

ミックスダウンの一番の基本はボリュームとパンです。まずはそれだけで全体を調整してみましょう。

楽興の中の各パートの音は、ボリュームを上げれば近くに、下げれば遠くに居るように聴こえます。

パンは左右の位置なので判りやすいですね。考え方としては、1箇所には1パートだけ配置するようにします。例えば5個のパートがあるとしたら、左からL64(左に振り切る)、L32(左端と中央のちょうど半分の位置)、C(中央)、R32(右端と中央のちょうど半分の位置)、R64(右に振り切る)というように振り分けてみましょう。

色々なエフェクトを使った結果「なんだかうまくできないな~」という場合に、エフェクトを全部オフにしてボリュームとパンを少し変更しただけでうまくいっちゃった、なんていう場合もあります。

なので、まずはボリュームとパンで調整することを考えましょう。

2)ステージ上での演奏をイメージする

上の項目で基本は「ボリュームとパン」と書きましたが、ではどのようにそれらを考えれば良いのでしょうか?

それは、ステージでの演奏の配置を考える、というのが基本になると思います。

「そのイメージができない」という方はYoutubeなどでライブ映像を探し、ステージ上でどのように配置されているかを見てみましょう。

実際のライブではPAさんが音をうまいこと調整しており、ステージ上の配置と音の聴こえ方は違う場合もあります。

が、楽曲のミックスダウンを考える場合には、その配置にするのが考えやすいです。

ただ、ドラムは特別な意図がない限りは全て中央で良いと思います。あと歌ものの曲の歌パートも中央が良いですね。

というようないくつかの例外は除きますが、基本的にはステージ上での演奏をイメージしましょう。

3)EQやコンプレッサーは極力使わない

ミックスダウンの際にEQやコンプレッサーは必須と言われます。確かに使う頻度はすごく高いです。

でも、DTM初心者の方はご注意。

ミックスダウンをする方がそのトラックに「使う必要がある」と思ったから使っているだけです。絶対に使わなければいけないわけではありません。

むしろ、使わなくていいなら使うべきではありません。エフェクターを使う≒音を劣化させる、ということですから。

明確に「この音はこうしたいからこのエフェクトを使う」というような意図がある場合は使うべきです。が、そういう意図がない、または使うべきなのかどうか判らない、という場合には使うべきではありません。明確な意図がなくやる編集は、多くの場合で良い結果にはなりません。

DTM初心者の方は特に「本で『ミックスの時にはEQをこう使え』と書いてあったから使わなきゃ」と思いがちです。が、エフェクトは使わなければいけない、というのもはないので、無理には使わないようにしましょう。

できるだけシンプルに考える

ミックスダウンというのはとても重要で、多少難しい部分もあります。

ただ、基本的には「楽曲全体を良い感じに聴かせる」というのが目的です。

明確な意図を持っていないことをすると良い感じには聴かせられません。

自分のレベルに合わないような難しいことは考えず、できるだけシンプルに考えましょう。

楽曲制作の経験を積んでいくと、だんだんと足りない部分に気づいてきます。

そうなったら新しいことに挑戦してみましょう。

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