無償でダウンロードできる、VSTプラグインシンセ「Imago」

ロシアのCreatorum Genius Labというサイトから、面白いVSTプラグインシンセサイザーが無償でダウンロード出来ます。その名も「Imago」。

読み方は何でしょうね? 「イマーゴ」とかでしょうか? お判りの方がいらっしゃいましたら教えてください。

Creatorum Genius Lab「Image」ダウンロードページ(ロシア語です)

サイトを見るとロシア語でいっぱいなので、私には全く読めません。

というわけでとりあえずダウンロードしてみましたが、なかなか面白くて使えそうです。

ちなみに、Windows専用のVSTです。Sonar X2では問題無く動きました。ちょっと古いソフトですが、Cubase SL 2でも大丈夫でした。

では、私が判った範囲で使い方を軽く解説してみますね。

音のコントロールの基本

まず、中央にOSC1、OSC2、OSC3というのがありますが、これはいわゆるオシレーターですね。大元の波形を選択します。3つあるので、3つの波形を混ぜることが出来る、ということです。ここで選択できるのは、Sine(サイン波)、Sawtooth(ノコギリ波)、Triangle(三角波)、Square(矩形波)、Noise(ノイズ)です。

Imagoのオシレーター部

Imagoのオシレーター部

そのすぐ上に、Envelope Filterがありますね。これはフィルターの効きの立ち上がりスピードや効果の消え方をコントロールするものです。いわゆるADSRってやつです。赤いツマミのすぐ右下にその文字がありますね。

Imagoのエンベロープフィルター部

Imagoのエンベロープフィルター部

その左上にはフィルターのメイン設定部があります。Cut、Res、Trackという3つの赤いツマミでフィルターの掛かり具合をコントロールします。ローパスフィルターで考えると、Cutで設定した周波数以上の音域をカットし、Resでその周波数付近を強調します。

Imagoのフィルター部

Imagoのフィルター部

ここでTrackが判り辛いかもしれませんね。これはキーボードの位置によってフィルターの掛かり具合を調節するものです。例えば、ローパスフィルターにして周波数を440Hz=A(中央付近のラ)に設定したとします。すると、それ以上の鍵盤を弾くとフィルターが掛かりっぱなしになりますね。逆にもっと低い鍵盤だとフィルターがほとんど掛からない状態になります。これを解決するのがTrackです。程よく上げて、鍵盤全体で均一な音が出せるように設定するのがポイントです。

一番左にはフィルターの種類を選択する場所があります。Low passやHigh pass、Notchなんてのもあります。

アンプエンベロープの場所が少し特殊というか、わかりづらいですね。これは右にあります。後述するエフェクト部付近にあります。

Imagoのアンプエンベロープ部

Imagoのアンプエンベロープ部

音を更に変えるエフェクトなど

画面左にはエフェクトがあります。

Imagoのエフェクト部

Imagoのエフェクト部

まず一番上がPing-Pong Delay。カタカナではピンポンディレイですね。左右を飛び交うディレイです。

次に3-band EQです。音作りの基本ですね。

その下にはアンプエンベロープ(ソフト上ではEnvelope Ampと表記されます)を挟んでFlangerがあります。これはChorusとしても使えます。

画面右にはRandomization Listというのがあります。これは各パラメーターをランダムに設定するものです。これは適当に押してみてください(笑)

ImagoのRandomization List

ImagoのRandomization List

もう一つ面白いのが、右上のステップシーケンサーです。その上でマウスをクリックしたまま左右に動かしてみてください。縦棒の長さがマウスの動きに応じて変わると思います。この縦棒の形がフレーズになります。

Imagoのステップシーケンサー部

Imagoのステップシーケンサー部

これを上手く使うと、DAWのピアノロールでノートを一つ入力するだけで、フレーズが鳴っちゃいます。テクノ、ハウス、トランス、エレクトロ系などで超便利です。

試しに、パッド音を作ってみる

では、コードを弾くのに向いている、あまり目立たないシンセパッドの音を作ってみましょう。

あまり目立たせたくないので、OSC1とOSC2では、暗めの音がするSineまたはTriangleを選択します。OSC3では、ほんの少しSquareやSawtoothを混ぜても良いかもしれません。(ボリュームはかなり下げ目にしてください。)

オシレーターを設定

オシレーターを設定

次にアンプエンベロープを操作しましょう。Sは右に振り切ってください。Dは何でも良いです。Aを2時くらいの方向、Rも2時くらいにしましょう。するとほわ~んとした音の鳴り方になります。

アンプエンベロープ設定

アンプエンベロープ設定

そしてフィルター(ここではF1のみ)で音色を調節します。Low Passを選択し、Resをほんの少しだけ上げ(8時くらいの方向)、この状態でCutをいろいろ動かして、自分の好きな所に調節します。

フィルターを設定

フィルターを設定

これで音色の基本は出来たので、あとはエフェクトで適当に音を加工しましょう。Randomization Listを使ってみてもいいかもしれません。

さいごに

いかがでしょうか?

あまり説明が上手く出来ないなと思いつつ、判った範囲で書いてみました。

機能的にはもう少し多くのことが出来そうなので、面白い発見などがあったらまた書くかもしれません。

あと、ロシア語なのでダウンロードがわかりづらいですので、それを。

まずページ中央部付近にある、以下の画像部分のリンクをクリックします。

Imago紹介ページのダウンロードリンク

Imago紹介ページのダウンロードリンク

するとメッセージとボタンが2つ表示されますので、左のボタンを押します。これでダウンロード開始です。

Imagoのダウンロードボタン

Imagoのダウンロードボタン

私の場合、なぜかダウンロードが途中で止まってしまうという現象に数回遭遇しました。なので、9666kbのファイルがダウンロード出来るまで何度か試してみてくださいね。

パッド系音色を増やしたいとか、シーケンス音色で簡単にフレーズを作りたいなんていう方にはオススメです。

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