純邦楽で使いそうな楽器とか形式などをまとめてみました

昨夜、半年程前に録画してあった映画『陰陽師』を見ていなかったことに気付き、ようやく見ました。

見る前には、祈祷がどうこうとか人間関係がどうこうとか、比較的リアルなことを描いているんだろうな~と思って見始めました。が、全然ファンタジーな内容でした(笑)

蝶を人に変身させちゃうし、ちょっと呪文を唱えただけで人に霊を見せたりするし。最後の戦いの場面では、モーフィアスに稽古をつけてもらってる時のネオ並の大ジャンプするし(笑)

個人的には面白いと思いましたけどね。賛否両論ありそうに感じました。どうやら2も出ているそうなので、見てみようかと思います。

音楽的には、舞台が平安時代ということもあり、もちろん日本古来の音楽を多く聴くことが出来ました。最近こういうの好きです。

というわけで、日本の音楽についての話をしてみようかと。あまり造詣が深くないので、私が知っている範囲で浅めに・・・。

代表的な楽器

まず使いそうな楽器はこんな感じでしょうか。

  • 弦楽器
    • 三味線
    • 琵琶
    • 胡弓(三味線をバイオリンのようにこするようなイメージの楽器)
  • 管楽器
    • 尺八(太い縦笛)
    • 竜笛(細い横笛)
    • 篠笛(細い横笛)
  • 打楽器
    • 和太鼓
    • 拍子木
    • 木魚

木魚については、楽器として使われるよりも、読経の時のイメージが強いですね。稀に楽器としても使われます・・・私は見たことあります。

他にも楽器はあると思いますが、私の判る範囲ではこんな感じでしょうか。

ポピュラーな楽器構成

ポピュラーな、とこの節のタイトルに付けましたが、私が参加したことのある純邦楽の楽器構成についてです。(邦楽サークルに入っていたことがあるので。)

多数の楽器のアンサンブルでは、三味線・尺八・琴という3つの楽器で構成されることが多いですね。まずその楽器についての説明を。

三味線は、楽器的には細棹、中棹、太棹という3種類あります。ギターのショートスケールとかロングスケールに近いイメージでしょうか。三味線の場合には長さでは無くて太さが異なるんですが。アンサンブルでは細棹を使うことが多いです。(いや、でも奏法によっても違うかも。)

尺八は、リコーダーのサイズの違いと同様で、サイズ違いのものが存在します。『尺八』という名称は『一尺八寸』という長さから取られており、一尺八寸=約54.5cmです。基本はこれですが、恐らく時代が流れて音楽も発展すると共に様々なサイズが出来たと思われます。とはいえ、やはりよく見かけるのは約54.5cmのサイズのものです。

琴は、弦の数の異なる2種類をよく使います。13弦のものと17弦のものです。17弦の方が低音まで出ます。なので、13弦の琴が8人、17弦の琴が2人というような構成など、13弦がかなり多いパターンをよく見ます。(ここで挙げた人数はあくまで例であり、基本的なパターンなどは無いような気がします。)

そして、人数的な話。私は三味線×4、尺八×4、琴13弦×6、琴17弦×2という構成の演奏に、三味線として参加したことがあります。もちろん他にもありますけど、アンサンブルとしてはこのくらいの人数であることが多かったと思います。ただ、これは当時のメンバーにもよるので、場合によって異なります。

他の構成

前節では、ポピュラーなアンサンブルの楽器構成を書きましたが、もちろんいろいろなパターンがあります。

三味線×4というパターン。私の経験上では、2つのパートを2人ずつで担当しました。1人と3人に分かれることもあります。(実力次第というのもあるかも。)

三味線×2、尺八×4というパターン。尺八メインの曲の時はこんなパターンもあります。三味線はあくまで楽曲にアクセントを加えるためのサブ。尺八は2パートに分かれたりしますね。

三味線×4、琴13弦×1。三味線がメインです。琴は圧倒的に音量が大きいので、三味線は音量負けします。なので、人数で対抗(笑)打ち込みとかする時はあまり気にしなくていいかも。(三味線×1、琴×1で打ち込んじゃうことが多いです。)

琴13弦×2、琴17弦×1。クラシック音楽のバイオリン、ビオラ、チェロみたいな構成。

さいごに

楽器やアンサンブルの構成についていろいろと書いてみました。

でも、普通にバンドとかやる場合もそうですけど、その時のメンバー次第というのもありますよね。

実際、三味線7人、尺八5人、琴10人、琵琶2人、和太鼓2人、その他(何の楽器だったか・・・)数人みたいなかなり大掛かりなアンサンブルも見たことあります。かなりの迫力。

生演奏でいうと、楽器の音量的には、琴>尺八>三味線というような感じになるので、メンバー構成も考える必要がありますが、打ち込みだとこれを考える必要は無いですね。

それよりはパート数が重要になりますが、よほど大きなアンサンブルで無い限りは、三味線1パート、尺八1パート、琴(高音)1パート、琴(低音)1パートくらいで良いかと。

あと、高音部の笛が必要な時には篠笛を加えたり、尺八と入れ替えたり。ストリングス的な音色が必要な場合には胡弓を使ったりもします。

千差万別過ぎて書ききれませんが、基本的には自由にやっていいと思います。(結局アドバイスにならない結論・・・)

というわけで、たまに邦楽器にも目を向けると面白い発見もあるかもしれませんので、是非いろいろ見たり聴いたりしてみてくださいね!

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